『その一言ちょっと待って』

ある人とお話していた時の事。
その方は、栄養士さんだった。
その事を私は知らなくて、気楽な話しの中で体調の話しと食事の話題になった。
突然、あるサプリメントがいいから私にそのサプリメントを送ってくれるという。
「えっ!」って思った私。
私はだた世間話のつもりで話ししていただけだし、
サプリメント送ってもらっても、飲むか分らないし。。。
ただの世間話が突然私にとっては、負担な話しになって
きてしまった。
どう断ろうか。。。。
断る。。。。
でも、彼女は私の為に言ってくれているわけだし、
お断りするのは、失礼だよね。。。
でも、サプリメント送ってもらってもなぁ~負担だし。。。。
困った~。
一回だけ送ってもらうってという方法もあるぞ。。。
その後続けるかは、その後決めてもいいし。。。。
なんて、もうこのサプリメント話しにどう対応しようかで脳みそフル回転。
さっきまでの楽しい会話ではなくなってしまった。
残念。。。
人って気楽にアドバイスしてしまう事ってありますね。
特に親子関係だと、親の方が経験値も多いから、アドバイスしてしまいがち。
ところが、今回の私の様に、そのアドバイスにどう対応しようかで頭の中がいっぱいになってしまう事もあるんです。
親側は、子どもの事を思ってアドバイスする。
子どもは親が自分の為を思ってアドバイスしてくれているから親のアドバイスを断れない。
または、親の言う通りにしていればきっと大丈夫と思って素直に従ってしまう。
「なんにも分ってないのに、勝手なアドバイスしないでよ」
なんてお子さんから言われたら、健全な親子関係です。
アドバイスするって思ったよりもいろんな影響がある事を知った上でアドバイスしてほしいって思います。
「困った時はいつでも相談してね」
「いつでも相談にのるよ、一緒に考えていこう」
こんな言葉をお子さんにかけておく事が、大切じゃないかなと思います。
それがお子さんに安全地帯になります。
困った時はお母さんに、お父さんに相談することもできるんだってお子さんに思ってもらえます。
もちろん、親じゃなくて友達などに相談する事もできるし、相談する人が多い方がいいものね。
私も今回、最初からサプリメント送るからの話ではなく、
「困っているの?相談にのろうか?」
のワンクッションの言葉がほしかったな。
そうすれば、「ありがとう、でもね、今は自分なりに考えている事あるから大丈夫なんだ。困った時には相談にのってね」なんて言えたのに。
結局私はお断りしたんだけど、
彼女の最後の言葉は、
「子どもからお年寄りまで誰でも飲めるサプリメントなのよ。そんなサプリメントがあるの知らないでしょう」
ちょっと後味の悪い雰囲気で終了。
きっといいサプリメントなんだと思う。
ただ、今は私には必要ないなぁ~って思う。
アドバイスって、タイミングが大切って実感した出来事でした。