講演回数800回以上。ひきこもり、リストカット、摂食障害、発達障害、不登校、認知症、家族支援の専門家

リストカット、摂食障害、、娘との体験記(全5回)

【コロナの時代に大切な5つのSP】

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緊急事態宣言も解除され、6月から学校も再開されるようですね。

ホッとする気持ちといつ第二波、第三波が来るのか分らない、落ち着かない気持ちとが混ざり合って、なんかすっきりしない状態ですね。

今回の様にひとりひとりの行動が制限される状況下では、親もどう子ども達に接していけばいいのか、困ってしまう場面も多いのではないかと思います。

例えばゲーム。

外で友達と遊べない日々が続くと、ゲームの時間も増えてしまうこともあるのではないでしょうか。

ゲームのことで親子で言い争ってしまうご相談が増えています。

10ヶ月の間、お母さんの胎内で守られてきた赤ちゃんは、無防備な状態でこの世に生まれてきます。

人間の子どもは象やキリンや馬のように、生まれた直後から立つことはできません。

僅か10センチでも自分の力で移動することさえできません。

自分の力で直立歩行するまでに1年から1年半もかかります。

赤ちゃんだった頃は一生懸命世話をしていた我が子も、幼稚園、学校と年齢を重ねる内に、会話が少なくなったり、話さなくてもわかるでしょう的な関係になってしまったりの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

家族が家にいる今だからこそできること、『お互いにじっくり話しできるお家時間』にしてほしいと思っています。

“自分が認められる体験”を積む絶好のチャンスの時が今です。

コロナだけではなく、人生で起こるさまざまな出来事を乗り越える為の『生きる力』をお子さんに持ってもらう機会にしてください。

『生きる力』をお子さんに持ってもらうのには、たくさんお子さんとの楽しい会話、お子さんを認め、褒める会話がポイントになります。

お子さんを認め、褒めながら楽しい会話をするには、親自身がご自分と会話することも重要な要素になります。

私達は大人になると“認められ、褒められる”ということが少なくなっていきます。

特に子育ては“普通で当たり前”で、なにか問題があると、育て方が悪いんじゃないかと言われたりします。

子育てに“正解”なんてないのにです。

子育てに“普通”なんてないのにです。

だからこそ、親自身が自分に自信を持てるように、自分で自分を認め褒めていくことは大切です。

自分を褒められない時や子どもとの関係がうまくいかない時、5つのSPを意識して自分と会話してみてください。

スペース(SPACE) 心の余裕、時間の余裕があるかな?

スペシャル(SPECIAL) 私ってすごいよね、私、頑張ってるよねの気持ちあるかな?

シンプル(SIMPLE) ワンセンテンス、ワンミーニングで自分の気持ち伝えてるかな?

(※ひとつの文にひとつの意味)

シッパイ(SIPPAI) ピンチはチャンス、ピンチの時こそ気付きに繋がって、希望が見えてくる。

私は何に気がついたかな?

スッポンポン(SUPPONPON) 言葉は7%、非言語は93%。

今の私は、心と言葉が一致しているかな?

 

5つのSPを意識して自分と会話してみると、今の自分の状態がわかってきますね。

ぜひこの5つのSPを意識して自分と会話することを日常に取り入れてみてください。

※ワンセンテンス、ワンミーニング(ひとつの文にひとつの意味)

「ゲームはやめて、早くお風呂に入って 寝なさい」

①ゲームをやめる

②お風呂にはいる

③寝る

3つの意味が入っています。

ひとつの文に複数の意味が入るとお子さんは混乱する場合があります。

ひとつの文にひとつの意味で伝えてみてください。

 

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