【争う事、比べる事】
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ネガティブ思考Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、番外編で私達は本来、ネガティブな思考を持っていなかった事を書きました。
私達はポジティブな存在なのです。
少しずつ、少しずつ、成長する段階で、ネガティブ思考になっていきます。
自分はできない人間だと自分にたくさんの×をつけていきます。
♫一年生になったら、
一年生になったら、
友達100人できるかな?♫
幼稚園生になったら、小学生になったら、お友達と仲良くして、楽しく幼稚園生活学校生活を過ごす。
なんて思っていませんでしたか?
お友達を仲良くといいながら、なぜ、学校では子ども達を競わせているのでしょう。
運動で勉強で全ての面で友達との競争だと思いませんか?
人と競い合う事が嫌だと思う子、
人と比較させられるのが嫌だと思う子、
そう思う子どもがいても不思議ではありません。
勿論、自分の興味のある事を深く知るために誰よりも頑張って努力しているお子さんもいますね。
だた、頑張りや努力は人と比べての頑張りや努力ではなく、自分の目標や夢に向かっての頑張りや努力になると楽しみながらの頑張りや努力になるように思います。
かつて不登校だった青年が、学校行けない自分を何年も責め続けたと話してくれました。
以下は彼の言葉です。
『自分を責めなくなったきっかけのひとつは、いろいろな人と話をした事。
人はそれぞれ自分が正しいと思っている望遠鏡を持っている。
いろいろな人と話す事で、自分だけの望遠鏡から見た世界は、すごく狭くて窮屈な事に気がついた。
もっともっと広い世界がある事に気がついた。
学校に行けない自分だったけど、人と関わるのが好き、働くことが好き、今の自分が好き。
人と比べない
人と争わない
そんな自分が大好き』