不登校、ひきこもりのお子さんをお持ちの親御さんへ⑮【回復の段階】の回復期に心がけてほしいこと
【回復の段階】の詳しい説明については、不登校、ひきこもりの親御さんへ③をお読みください。
【回復の段階】の回復期は、社会に繋がる大切な時期です。
ボランティアに参加してみたり、学校以外にサードプレイスをみつけて、その場でさまざまな楽しみをみつけたり、もちろん再び学校に通い始めるお子さんもいらっしゃるでしょう、就労に繋がる方もいらっしゃると思います。
ここで大切なのはご本人のペースを保つことです。
不登校やひきこもりになる前と同じだと勘違いしないでくださいね。
ここで重要なのは、「やってみる」ことです。
「やってみて」自分に合う、合わないを知っていくことです。
今まで親の価値観や社会の目を気にして生きてきた方々が、自分らしい生き方を模索し始めた状態です。
結果が重要なのではなく、チャレンジしたことが重要です。
ご本人が、安心していろんなことにチャレンジできる環境を作っていってください。
親御さんが40代ですと「いい学校にいってね」
50代ですと「なんでもいいから仕事してね」
60代ですと「自立して、自分で食べていってね」
70代、80代ですと「私達に負担かけないでね」
親御さんの望みも、何代によって表面上は、変化していきます。
でも、我が子に対する心の中は一緒「元気でいてくれたらいい」
社会にもう一度繋がろうとしている我が子の最高の応援団でいましょう。
うまくいくことも、うまくいかないことも、全てがOK、大丈夫!!
あかるく、あせらず、あきらめない。の精神でいきましょう。
次回は「うそをつく」についてお伝えします。
お付き合いいただけたら嬉しいです。