講演回数800回以上。ひきこもり、リストカット、摂食障害、発達障害、不登校、認知症、家族支援

リストカット、摂食障害、、娘との体験記(全5回)

不登校、ひきこもりのお子さんをお持ちの親御さんへ⑭「傷の治し方」

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あの時あんなふうな怒り方をしてしまったから、

あの時あんなふうに甘やかしてしまったから、

だから、今我が子は学校に行けないのかもしれない。

今我が子は、部屋から出られないのかもしれない。

 

子育てには正解はないからこそ、我が子になにかあった時、親は自分を責めて、あ~すればよかったのかも、こうすればよかったのかもと悩んでしまいますね。

 

 

不登校になったのも、ひきこもりのなったのも、育て方に問題があったわけではないと思います。

 

生まれた時から一緒なので、影響はあったとは思いますが、育て方が全ての原因ではありません。

 

さまざまな要素がそこにはあります。

 

さまざまな要素が絡まって、たくさんの傷が心の中にあります。

 

その傷のひとつひとつに絆創膏を貼っていきましょう。

 

ご本人を「褒める」「認める」ことが、傷を癒やすことに繋がります。

 

本当はたくさんご本人を「褒めてください」と言いたいのですが、正直難しいですよね。

 

全くの隙を与えず自分の良さを見せない方々ですので、「褒める」言葉を伝えるのはたいへんだと思います。

 

例えば

「ありがとう」

 

「助かった~」

 

「教えてくれてありがとう」

 

「そうなの、すごいねぇ~」

 

「それいいねぇ、素敵じゃない」

 

などなど、たくさんのプラスの言葉で声かけしていきましょう。

 

短い言葉でいいのでプラスの言葉を伝えていきましょう。

 

「いいね!」

 

「グ~!」

 

でも十分絆創膏になります。

 

親御さん自身もご自分に

「いいね!」の言葉

「よくやってるよ!」の言葉

「頑張ってるね!」の言葉

贈ってくださいね。

 

次回は【回復の段階】の回復期に

親御さんが心がけたいことをお伝えします。

 

お付き合いいただけたら嬉しいです。

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