不登校、ひきこもりのお子さんをお持ちの親御さんへ⑬【変わる】について
不登校、ひきこもりのお子さんと接していて、不登校、ひきこもりから脱して、学校に行ってもらいたい、就職してもらいたいって、思いますね。
いつになったら、この状態から脱してくれるのかな、なにかいい「きっかけ」はないかな。
「きっかけ」を外の世界に求めてしまう。
「きっかけ」さえあれば、また、学校に行けるようになるんじゃないか、就職して働いてくれるんじゃないか。
不登校のお子さんも、ひきこもりの方も、外の世界でたくさんの傷を負ってきた方々です。
傷が治るまで、なかなか外の世界と繋がることは、できないと思います。
傷が治るまで、親御さんは待たないとなりません。
待ってる間に親御さんができること。
価値観を変えていくことです。
価値観とは、私達が生きていく中で、その人にとっては、生きる指針であったりします。
とても大切なものです。
大切なものではありますが、
一度その大切だと思っているご自分の価値観をこの際断捨離してみましょう。
もう着ない服を断捨離するように、ご自分なりの価値観をもう一度見直してみると、
案外いらない価値観にご自身ががんじがらめになっていることあります。
うまく断捨離するには、過去にこだわらないことです。
「~するべき」
「~して当たり前」
の考えを、もう一度見直してみてください。
「~するべき」
「~して当たり前」
は、かつての肩パット入り洋服と同じです。
肩パット入り洋服はもう着ないでしょう。肩パット外してしまっても、大丈夫ですよ。
肩が自由になります。
自由になるところから変化はうまれてきます。
次回は「傷の直し方」をお伝えします。
お付き合いいただけたら嬉しいです。