講演回数800回以上。ひきこもり、リストカット、摂食障害、発達障害、不登校、認知症、家族支援の専門家

リストカット、摂食障害、、娘との体験記(全5回)

不登校、ひきこもりのお子さんをお持ちの親御さんへ⑦補充期の乗り越え方2

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補充期の乗り越え方part2

【回復の段階】は、私が14年間活動してきて得た
知識やスキル、専門知識を活かして作成したメソッド
です。
親御さんやご家族が日常、具体的にできることをお伝え
しています。
【回復の段階】がなぜ必要かは、不登校、ひきこもりの
親御さんへ①~③をお読みください。
前回の【回復の段階】では、
第二段階の補充期の乗り越え方についてお伝えしました。
今回は、補充期の乗り越え方のpart2をお伝えします。
この時期は、ご本人の感情が動き出す良い時期でも
あるのと同時に、
感情の浮き沈みもあり、
時にご家族や親御さん、
特にお母さんが責められる時期でもあります。
ご本人との関わり方が、全てまるっと受け入れて
いただきたいのですが、私達親だって、
人間です。
受けいるれのだって限界があります。
親だからって、全て受け入れるなんて、
できないですよね。
受け入れなくちゃって思うけれど、
受け入れられない自分がいて、
そこでまた悩んでしまう。
そんな時は、一時停止しましょう。
いろいろ考えてしまう状態から、

ゼロの状態にしてみましょう。
具体的には、
自分がリラックスできる場に自分の身を置くことです。
好きなアーティストの音楽や絵画に触れてみる。
ゆっくりお風呂に入ってみる。
友達とランチにいって、
たわいないおしゃべりを楽しんでみる。
近くのAP〇ホテルなんかに泊まりに行っちゃっても
いいかもです。
子どもがたいへんな時に、楽しめないって方は、
ぜひどこかの家族会に繋がってください。
同じ悩みを共有することで救われること、
たくさんあります。

「うちだけじゃないんだ~」って思えると思います。
前回も触れましたが、
この時期は暴言のように感じる言葉も
膿だし作業ですので、膿を出し切ることは大切です。
ただ、付き合う方は、たいへんな時期でもあります。

ご家族や親御さん、
特にお母さんがどこかに繋がってほしい時期です。
この時期のワンポイントは、
ご本人から発する言葉の土俵に乗らないことです。
勝ち負けの会話をしないことです。
「そうなんだね~そんな風に思ったのね~気がついて
あげればよかったね、ごめんね」
なんて言葉で、ご本人の言葉受け取ってください。
我慢できないときや、辛いときは離れてください。
逃げるではありません。
離れるです。
逃げると離れるのには、大きな違いがあります。
逃げると思うことで、子どもの問題から親として
逃げていいの、なんていう罪悪感が生まれてしまいます。
離れるは、お互いがよりよい関係になるために、
一時離れる必要があるのです。
重い荷物を背負ったままでは思うように動けません。
ちょっと荷物を下ろして、休憩しましょう。
新鮮なお水や美味しいもの食べて、
元気を取り戻しましょう。
その時間を確保してください。
次回は「準備期」についてお伝えしたいと思います。
お付き合いいただけたら。嬉しいです

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