講演回数800回以上。ひきこもり、リストカット、摂食障害、発達障害、不登校、認知症、家族支援の専門家

リストカット、摂食障害、、娘との体験記(全5回)

『子育てはシンプル』

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我が子が不登校やひきこもり状態になった時、早く学校に行けるようになってほしい、働けるようになってほしい、と、親御さんは思います。
 
学校も会社も人と人の繋がりの場です。
 
不登校やひきこもりになったしまった方々は、人と人の繋がりの中で心に傷を負ってしまった方々です。
 
学校や社会に繋げようとする前に、家庭の中で傷を癒やす事が大切です。
 
傷を癒やすのと同時に、家庭は一番小さな社会です。
 
学校や会社という不特定多数の人と関わる前に家庭という小さな社会で、もう一度人と関わる事の練習をしてほしいと思います。
 
安心安全が守られる家庭という場で、人と関わる練習をしてほしいのです。
 
ここで意識してほしいのが、安心安全が守られる家庭です。
 
どんな家庭が安心安全が守られる家庭でしょうか?
 
ゲームばかりしていて、学力が落ちてしまうのでは・・・
 
昼夜逆転していて、朝起きられない・・・・
 
学校や会社に行くようになったらどうするの?
 
などと、まだ起きていない将来の事を心配してしまいますね。
 
将来こうなった時どうするのって、
 心配や不安になってしまいますね。
 
ここが不登校やひきこもりの方々と向き合う時の重要なポイントなのです。
 
将来の事を心配したり、不安になってりして関わっても親子に関係はよい方向には行かないのです。
 
それは、大切な事は『今』だからです。
 
将来ではなく『今』
 
『今』我が子は、何を大切にしているのかな?
 
『今』我が子は何を思っているのかな?
 
『今』の我が子をジャッジしないで、向き合っていく事。
 
それが不登校やひきこもりが長引くかどうかの大きな分かれ道になります。
 
『今』の我が子にできてる事や『今』の我が子に目を向けていく事で未来は変わっていきます。
 
先日、若いお母さん達対象の講演会でお話しさせていただきました。
 
その時「大好きだよ」の気持ちとお母さんの笑顔があればお子さんは大丈夫ですと、お伝えしました。
 
不登校であっても、ひきこもりであっても、「大好きだよ」の気持ちとお母さんの笑顔があれば、その子なりの解決策を見つけてその子なりの幸せな人生を歩いていってくれます。
 
私達親の幸せは子ども達が幸せな人生を歩んでいってくれる事だと思います。
 
「大好きだよ」の気持ちを伝え続けていきましょう。
 
直接伝えられない関係になってしまっていたら、心の中で「大好きだよ」って思っていてください。
 
そして、お母さんご自身が笑顔いられるように考えてみてください。
 
お子さんの行動にばかり関心が向かってしまうと笑顔でいられないですよ~。
 
どうしたら笑顔で過ごせるか分らなくなった時は「とさちゃんのZOOMでお茶会」にご参加ください。
 
みんなで考えてきましょう。
 
「とさちゃんのZOOMでお茶会」は毎月第2水曜日に開催しています。
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